今日はスポーツバイク全般で起こるトラブルの中でリアエンドまたはリアディレイラーハンガーについて書かせて頂きます。
この通称ハンガーはディレイラー(変速機)を取り付ける際必要になるパーツです。ハンガーは昔のフレームは一体型でしたが今のフレームはほとんどが別体式になっています。
ハンガーはフレームより強度は弱く、万が一の落車やバイクを倒してしまった場合に折れたり曲がったりして変速機などを守る様に出来ております。
ここで多いトラブルが曲がった状態のまま乗車して変則をした場合に変速ポジションが変わってしまい変速が上手く入らないまたはホイール側にチェーンを落としてしまいチェーンを巻き上げ変速機、ホイール、フレームなどを壊してしまうなど重度のダメージを与えてしまう場合もあります。
ハンガーは多少の曲がりであれば専用修正機で調整をとる事もできますが曲がりが酷い場合は交換をお勧めします。
フレームにより専用のハンガーを各メーカーが準備しております。価格は1500円から3000円程度が多いです。
大惨事になる前に転倒などした場合はショップで見てもらう事をお勧めします。
先日修理したバイクのハンガーです。
曲がりが酷かったので今回は交換をいたしました。
万が一の際はサイクルシティーKATO八木橋店へお問い合わせ下さい。